去る11月4日、1899レストランお茶の水さんにて、東京都支部設立20周年記念イベントを開催いたしました。第1部特別講座「煎茶道を学ぼう」、第2部「交流会」の2部制で行いました。
第1部の講座では、静岡から煎茶道 黄檗弘風流 三世家元 高鳥 真堂宗匠をお招きし、煎茶道についてのお話や、煎茶点前の御披露をしていただきました。宗匠の「これは落語か漫談か?」と勘違いしてしまうようなお話ぶりに、笑いを堪えながら受講した参加者もいるほどでした。
のちのアンケートでは、「楽しく受講できた」「煎茶道の敷居が下がったので、体験してみたくなった」「おもてなしの気持ちがあれば良いと分かり、気が楽になった」「お道具が可愛くて、欲しくなった」との嬉しい感想をいただきました。一方で「道具などに関して詳しい資料が欲しかった」「煎茶道は気楽に行えるものである、という以外に別の角度からも話を聞きたかった」というご意見もあり、これらは今後の課題としたいと思います。
第2部の交流会では、まさに新旧会員の交流の場、そして情報交換の場となりました。中には、久しぶりに同期会員と会ってお話ができ、楽しんだ方もいらっしゃったようです。宴席の途中で日本茶カルトクイズ大会を行い、こちらも大いに盛り上がりました。
感染症が蔓延した数年を経て、この度、支部20周年記念イベントを開催することができたことは本当に良かったと思っています。ご参加の皆さま、講師をお引き受けいただいた高鳥宗匠、運営に携わってくれたスタッフに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。(文責: 石田 公美)
煎茶道についてのお話 |
煎茶点前の御披露 |
本日の煎茶点前道具 |
生け花ならぬ盛り物 |
ティーブレイクの準備 |
初代支部長のお話 |
ベテラン席?の皆様 |
全員ではい、ティー! |