1、かぶせ茶の被覆について正しいものは?
A.玉露に近い品質の茶を作る場合と、煎茶の品質向上のために行う場合がある
B.煎茶の品質向上には遮光率80%~90%の被覆資材を使い一番茶で7日~10日被覆する
C.直接被覆は、防霜にも効果がある
2、摘採期調節のための直接被覆では、光線透過率20%程度の資材を摘採1週間前(無被覆での)
から被覆することによって摘採期間をどのくらい延長できる?
A.9~10日
B.6~7日
C.3~4日
3、テアニンについて間違っているものは?
A.テアニン合成酵素によりグルタミン酸とエチルアミンから生合成される
B.チャ特有の水素化合物である
C.覆い下栽培ではテアニンの分解が低く抑えられ、生葉中のテアニン含量が高く維持される
1の正解 A
玉露に近い茶を作るためには、遮光率80~90%の被覆、煎茶の品質向上目的の場合は60~75%の被覆資材を用いる。棚式、トンネル被覆は防霜効果があるが、直接被覆には防霜効果はない。
2の正解正解 C
3の正解 B
テアニンはチャ特有の窒素化合物である
いかがでしたか?
頭の体操になったでしょうか?
それでは、次回もお楽しみに!
(東京都支部役員会より)