2024年の英語勉強会入門編は、東京の梅雨明けから1週間ほど経ち、本格的な夏の暑さに突入した時期の開催となりました。今回は予定した締切日より早い時期に定員に達し、多くの会員の方が英語対応での資質向上の必要性を感じていることを実感しました。
東京都支部およびその他の東日本ブロック所属支部から集まった参加者は、インストラクター25期、アドバイザー24期を中心としたフレッシュな顔ぶれでした。今回はとくに、開催までにインストラクションの基本をしっかり習得しておくことを呼びかけ、勉強会2週間前に配布した英単語・表現、英語インストラクション等資料の熟読とともに、インストラクター・アドバイザー講座のテキストでの復習もお願いしました。
2時間の勉強会の前半は、単語、フレーズ、インストラクション構成などの解説、および発音練習。講師の先生がイラストの掲示や板書で説明する合間には、参加者に対しての質問もあり、皆、常に集中モードの約1時間でした。
10分ほどの休憩を挟んだあとの後半部は、二人ずつの実技練習を中心に行われました。実際のインストラクションは未経験でも動作を含めて英語表現が覚えられるように、希望者には急須、湯呑み、スプーンを持参してもらっていたので、椅子に座ったままでも身振りも交えて、積極的に取り組んでいる様子が窺えました。
終了後のアンケート回答での反応もよく、大変充実した学習の機会となったようです。また、英語での呈茶に限らず、インストラクションそのものの練習を重ねる必要性を感じている参加者も多いようでした。まずは入門編の内容を自宅でも繰り返し復習していただき、9月に予定されている実践編ではステップアップ後の皆さんと再会できることを期待しています。
(文責:筆谷 友紀子)