12月3日、築地社会教育会館にて国産烏龍茶講座を開催いたしました。講師には、台湾で3年間烏龍茶について学び、住込みで修行をされた渡邉拓哉氏をお招きしました。
講座では、烏龍茶の種類や焙煎の考え方、日本茶品種の烏龍茶への可能性など、なかなか他では聞けない貴重なお話をしてくださり、参加者も興味津々でお話を伺っている様子でした。お持ちいただいた富士宮で栽培、製造をしている東方美人を含む計6種もの烏龍茶を飲みながら、その都度そのお茶の説明をしていただき、味わうのも話を聞くのも忙しく大変有意義な講座となりました。
講座中の質疑応答だけでは時間が足りないほど、講座終了後にも個人的に質問などをする方も多く、この機会にたくさんのことを学ぼうとする参加者の熱狂とそれに丁寧に応える渡邉氏の熱意を感じ、改めて盛会であったと思っております。
講座後には「大変勉強になりました」「またぜひ続編を」などとたくさんのお声をいただき、都支部としてもまたこのような学びの多い勉強会を開催していきたいと思っております。参加者の方にも得た知識を存分に今後の日本茶の普及活動に活かしていただけたら幸いです。
(文責:古宮美里)