感染拡大防止のため、2022年最初の講座もオンラインでの開催となりました。
茶関係者以外の専門家を招いた講座とあって、どれくらいの方が興味を持たれるか未知数でしたが、東京都支部を中心に東日本ブロック管内の2期から22期まで50名近い会員の方にご参加いただきました。
和食卓文化協会代表理事でフードスタイリストの槻谷順子さんを講師に招いて、日本茶をより愉しむためのおもてなしに役立つ知識の取得を目的に開催された講座では、和食卓文化とは何か、和食器の歴史や洋食器との違い、冬の和食器の紹介、3種類の和菓子を使ったコーディネートのほか、ソーサーと茶托の違いや湯のみの始まりなど茶器についても学びました。
また、講座後のアンケートでは、「日本茶につながる興味深いテーマでとても良かった」「日本食文化に関わる入り口の知識が学べた」「お菓子の格や陰陽の話など勉強になった」「盛り付けや器選びなどお茶会や教室の参考にしたい」「講師のお話がとてもわかりやすかった」など、それぞれの視点で貴重なご意見をいただきました。
親しみやすくお話しくださった槻谷先生、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回学んだ様々な知識が皆さまの活動に少しでも役立ちますよう、そして生活をより豊かに彩りますように。
(文責:糸永知子)